星方武侠アウトロースター

星方武侠アウトロースター COMPLETE Blu-ray BOX 2014.10.29 ON SALE!!

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アウトロースター号

ジーン・スターウインド

Genne-Sterwind

登場:1話〜/CAST:渋谷 茂(14歳のジーン:柏倉つとむ(2話))

ジーン・スターウインド駆け出しのアウトローとして、相棒の「ジム・ホーキング」と共に惑星「センチネルV」で「何でも屋」スターウィンド・アンド・ホーキング商会を開業している。宇宙に憧れを抱き、いつか冒険に出たいと思うが、幼少のトラウマが原因でなかなか出られずにいた。しかしアウトロー「ヒルダ」との出逢いやメルフィナとの邂逅で、成り行きから宇宙に出ることとなる。
ジーンは幼少時、父親について宇宙を飛び回っていた。しかし黄金の宇宙船に乗ったアウトロー(後にロン・マクドゥーガルと判明)がジーンたちの宇宙船を攻撃し、父親が死亡したことで宇宙恐怖症になる。そのためマクドゥーガル兄弟が父を殺した相手だと知ると、「銀河の龍脈」を探すという目的に加え、仇を討つことも悲願とする。ちなみに全身にある無数の傷跡は、マクドゥーガル襲撃事件の際に刻まれたもの。言わば、彼の心の傷(トラウマ)が具現化したようなものだ。
枠に捕らわれることを嫌うアグレッシブな性格で、相棒のジムさえも振り回されることも度々。女性に弱く、仕事がダルくなると誰彼構わず誘い出し夜のネオン街に消えていく女癖の悪さが難点。

メルフィナ

Melfina

登場:1話〜/CAST:川澄綾子

メルフィナアウトローの「ヒルダ」が入手した、トランクの中に入っていた謎の少女。愛称「メル」。
控え目で優しく、滅多なことでは感情を高ぶらせたりしない、引っ込み思案な部分もある。
その正体は、古代遺跡で発見されたデータを元に作られた生体アンドロイド。海賊と宇宙軍が「銀河の龍脈」と呼ばれる謎の場所に突入するために作った「巫女」でもある。
生体アンドロイドとは言え行動も思考もすべてが人間と同じで、泣きもすれば笑いもする、使命さえなければ普通の少女と何ら変わりのない存在。そのため、トランク収納時の状態から覚醒した当初は、自分が何者なのか?と悩んでいた。しかしジーンに「オマエの過去を見つけてやる」と言われてからはジーンたちを全面的に信じ、共に生活するようになった。
アウトロースター号とのパッケージで生み出された彼女は、ジーンたちのようにシートに座ってアウトロースター号の操縦に関わるのではなく、シート後部に位置するポッド「フィジカル・ナビゲーション・シリンダー」内に取り込まれ、そこでギリアムのサポートをする。

ジム・ホーキング

Jim-Hawking

登場:1話〜/CAST:松本梨香

ジム・ホーキング本名「ジェイムズ・ホーキング」。ジーンのパートナーとして、たった2人で「何でも屋」を経営してきた少年。コンピューターのエキスパートだった父の遺伝子を受け継いでいるのか、頭脳労働専門でジーンをサポートする。その情報処理能力は大人でも舌を巻くほど。常に携帯パソコンを持ち歩き、暴走しがちなジーンのストッパー役になるなど、大人びた部分もある。
年齢に不相応な知識と常識を持つ反面、子供らしく豊かな表情を見せるところがまた彼の魅力でもある。

鈴鹿

Suzuka

登場:6話〜/CAST:紗ゆり

鈴鹿 別名「黄昏の鈴鹿」。沈着冷静、団体行動よりも孤独を愛し、ひたすら剣の道に生きる誇り高き女性剣客。剣戟よりは居合いを得意とする。
フレッドの暗殺依頼を通じジーンたちと知り合うが、知り合った当時は共に行動することがほとんどなく、たまに事務所に顔を出す程度だった。鈴鹿がジーンたちと行動を共にするようになったのは「銀河の龍脈」を探す旅に出てからで、それもジーンが「北旗(ケイ)の海賊」に付け狙われていたからだった。
彼女が暗殺者家業を始めたのは、今は「北旗の海賊」に所属する暗天七人衆のひとり「燈蛾(ヒトリガ)」に一族を惨殺されたのがきっかけ。以来、ヒトリガの行方を追っていた彼女は、復讐のためだけに剣の腕を磨き、実戦訓練(暗殺家業)を通じて成長していった。

エイシャ・クランクラン

Aisha-Clanclan

登場:3話〜/CAST:宮村優子

エイシャ・クランクランクタールクタール人の少女で、クタールクタール帝国の正規軍に所属している。・・・が、ヒルダの捕獲に失敗してからは「特使」という肩書きだけの存在として左遷させられてしまった。その後は軍部から放置された形となり、活動資金(生活費)もアルバイトで稼ぎ、日々の食事にも事欠く悲惨な状況に追い込まれた。その原因の一端にジーンが存在しており、また軍部に命令された「銀河の龍脈」に関する情報収集のためにも次第にジーンたちと行動を共にするようになる。
クタールクタール人の特徴である「獣人化」が可能なエイシャは、完全に変身すると白虎の姿に変身。内に秘めた凶暴さを存分に発揮する。もともと名門貴族の出であるためプライドは高いが、性格的に冷たい部分はなく、むしろ愛想が良すぎるくらい。彼女のコロコロと変わる表情や、底なしの明るさはクルーのムードメーカーとしても存在感を示している。口癖は「〜ゾナ」と語尾につけることゾナ。

マクドゥーガル兄弟

ロン・マクドゥーガル

 

登場:3話〜/CAST:中田和宏

ロン・マクドゥーガルマクドゥーガル兄弟の兄。冷酷非情なアウトローで、最初は海賊の依頼を受けて登場。その後、「銀河の龍脈」を巡る戦いに参加することとなる。
かつてジーンの父親を殺したアウトローで、それを知ったジーンはロンを仇敵として認識した。「フォルガー」と呼ばれる錫杖タイプの古式銃CASTER(キャスター)を使い、17話ではジーンと魔法合戦を展開。26話では弟「ハリー」のサイボーグ体が破壊されたことで、「銀河の龍脈」争奪戦から手を引く。
しかしマクドゥーガル兄弟がそのままおとなしく引き下がるはずがなく、ジーンへのリベンジを誓うのだった。

ハリー・マクドゥーガル

 

登場:3話〜/CAST:柏倉つとむ

ハリー・マクドゥーガルマクドゥーガル兄弟の弟。本格的にジーンたちを敵視するのは宇宙レースに参加した10話から。穏やかで一見気弱そうな青年である彼だが、感情の起伏が極端でキレると見境がなくなる危険人物。次第にメルフィナに惹かれるようになり、彼なりにメルフィナを愛そうとした。龍脈に突入した24話からはメルフィナ救出のために、純粋な心で海賊と戦う。重症を負う度にその部分を生体サイボーグに変え、最期には全身を生体サイボーグに、そして最期には彼らの宇宙船「シャングリラ号」のAIシステムになってしまった。

その他

フレッド・羅(ロー)

 

登場:6話〜/CAST:関 俊彦

フレッド・羅(ロー)宇宙でも一二を争うほどの大商会「羅公司」の御曹司。生粋の商人で、その柔らかな物腰とは反対に金勘定にはシビアな人物。男ではあるかジーンに気があり、商売を抜きにした援助も珍しくない。しかし無償での援助ではなく、友達割引や借金といった、損をしない程度にとどめられているのがフレッドらしいところ。それも身内から見れば、遥かに優遇されているという・・・
もともと鈴鹿がフレッドを暗殺しようとしていたことがきっかけで、ジーンは彼女に出逢うことができた(6話)。フレッドには婚約者「レイコ・アンドウ」がいるが、結婚をしたくない彼は「腕っぷし宇宙一決定トーナメント」での5年連続優勝を条件として提示。それが4年連続優勝までレイコが頑張ったため、18話ではその阻止をジーンに依頼した。

ヒルダ

Hilda

登場:1話〜/CAST:藤田淑子

ヒルダ別名「熱き氷のヒルダ」。左腕はサイバネ義手になっている。メルフィナとアウトロースター号を海賊から奪ったばかりに、暗殺者から追われることになる。金髪の美女「レイチェル」として海賊からのボディガードをジーンに依頼した当時は、ジーンを利用するだけの存在としか見ていなかったが、共に死線をくぐり、やがて情を感じるようになる。冷酷非情なアウトローとして有名である反面、人情に流される部分も持ち合わせた大人の女性。ジーンにとっては、宇宙への夢を切り開く手伝いをした恩人でもある。

グエン・カーン

 

登場:12話〜/CAST:青野 武

グエン・カーンメルフィナやアウトロースター号を造った張本人。
度々ジーンたちの前に現れては謎めいたメッセージを一方的に残す。知識欲にとり憑かれており、ブツブツと独り言を呟いては自分で納得する奇行が特徴的。
「銀河の龍脈とは何なのか?」を突き止めたいため、マクドゥーガル兄弟と共に龍脈に侵入する。

北旗の海賊

破斬公(ハザンコウ)

 

登場:15話〜/CAST:加藤精三

破斬公(ハザンコウ)「北旗(ケイ)の海賊」とも呼ばれる、宇宙海賊「百八星旗(バッパーサンケイ)」の幹部。直属の精鋭部隊「暗天七人衆」を使役し、アウトロースター号の奪取とジーンの暗殺を画策する。その真の目的は「銀河の龍脈」を探し出すことにあり、そのために宇宙軍と共に「アウトロースター号(XGP-15AU)」を極秘裏に開発した。

暗天七人衆

衣魚(シミ)

 

登場:15話/CAST:屋良有作

衣魚(シミ)本名は「レイロン」。ジーン抹殺のために弟子を決闘させる。義に厚く、戦士の誇りも高いため、ジーンを守ろうとするメルフィナたちに敬意を払い、負けたフリをしてジーン暗殺から手を引いた。その後は海賊家業からも足を洗い、気ままなアウトローに転向する。

刺蛾(イラガ)

 

登場:15話〜/CAST:芝原チヤコ

刺蛾(イラガ)クタールクタール人の海賊。自分の強さを誇示したいがために、正体を隠して「腕っぷし宇宙一決定トーナメント」に出場する。だがジーンを目の前にして本来の目的を思い出して獣化。エイシャと死闘を繰り広げる。

斑猫(ハンミョウ)

 

登場:15話〜/CAST:川上とも子

斑猫(ハンミョウ)ジーンたちが「シムカV」に立ち寄った際、ジムが惚れてしまった少女。
生体アンドロイド猫の「マタ」「ケミ」が仲間で、ある部分では純粋で無垢。互いの正体を知らないジムとデートして再会の約束までするが…。

●マタ/登場:20話/CAST:江原正士
●ケミ/登場:20話/CAST:兵藤まこ
  ハンミョウと行動を行動を共にする生体アンドロイド猫。白地がマタで、黒地がケミ

石蚤(トビゲラ)

 

登場:15話〜/CAST:緑川 光

石蚤(トビゲラ)仮面とカギ爪が特徴的な海賊。23話ではジーンを執拗に狙うものの、笑いの神が降りて来たせいで失敗してしまう。

錵虫(ハムシ)

 

登場:15話〜/CAST:兵頭まこ

錵虫(ハムシ)羽つき扇を手にした妖艶な海賊。龍脈での決戦ではジーンの行く手を阻むが、古式銃CASTER(キャスター)の重力魔法(4番の弾)で小型ブラックホールに吸い込まれてしまった。

鐙蛾(ヒトリガ)

 

登場:15話〜/CAST:鈴木清信

鐙蛾(ヒトリガ)鈴鹿の一族を惨殺し、しかも鈴鹿と同じ顔に整形をした海賊。そのため、マスクの下には彼女と同じ顔がある。龍脈での決戦では鈴鹿と一騎打ちする。

菊虎(ジュウカイ)

 

登場:15話〜/CAST:江原正士

菊虎(ジュウカイ)マスクに拘束具といった、不気味な風体の海賊。龍脈の決戦ではエイシャと対決する。

メカニック

アウトロースター号

 

登場:1話〜

アウトロースター号謎と神秘のベールに包まれた「銀河の龍脈」への発見・突入・探索を目的に、海賊と宇宙軍によって建造された高性能宇宙船。その設計者はマッドサイエンティスト「グエン・カーン」で、古代遺跡から発見された技術をそのままコピーした機体。そのため、未解析のブラックボックスまで正体不明のまま移植されている。登載されている自立思考型コンピューター「ギリアムU」が船そのものの意思として宿っており、また船のサポートとして生み出されたメルフィナが、活動時にはシステムの一部として組み込まれる。
ちなみに、船体はギリアムだけでは30%の能力しか発揮できないが、メルフィナがリンクサポートすることで90%までその能力は跳ね上がる。
しかし完成直後にアウトロー「ヒルダ」により船もメルフィナも奪われてしまい、彼女がジーンと出逢うまで本格的に始動することはなかった。当時は艦装もされておらず、船体もブラックカラーだったが、ジーンがヒルダから船を受け継いだことで彼の髪の色と同じ赤いカラーリングが施され、手作業で艦装が行われた。そして命名されたのが「アウトロースター号」だった。
海賊船の特徴であるアームを取り付けられた「グラップラーシップ」タイプで、アームでは格闘戦はもちろん、腕部分に装備されている「トーチガン」の使用も可能。細かい作業もできる、パワーを備えた最強の「グラップラーアーム」だと言える。