塾生の声
塾生の声

- アニメ業界を目指したきっかけは。
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- ・絵を描く事を仕事にしたいと考えていたためです。
- ・好きなアニメーション作品を見ていた際にキャラクターの表情の描写のやわらかさに感動したからです。
- ・唯一自分の取り柄であり熱中した"絵を描くこと"を仕事にしたいと思ったからです。
- ・キャラクターを自分で動かしたいと思ったからです。
- 作画塾に入られての感想は?
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- ・入塾依然と比べて、絵を描くことに対する姿勢や考え方がガラリと変わりました。
- ・これまでの独学とは比べ物にならない量の知識を毎日得られるため、苦しいこともありますが楽しめています。
- ・講師陣のパワーに日々圧倒させられています。この数ヶ月で自分でも成長を感じています。
- ・他の塾生がいることで自身のレベルがどのくらいなのかを量れるので良い刺激になっています。
- 特に学べて良いと感じる講義はなんですか?
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- ・レイアウトを学べるのがとても良いです。画面全体の配置など普段学べないことを学べるためです。
- ・すべての講義を通していえますが課題のテーマになる部分だけでなく、基礎的なデッサンや人体の捉え方など描けていないところを教えてくれます。
- ・講師陣に監督経験者が多く、アニメーションの制作過程全体を踏まえた指導をしていただけるのが貴重でかつ新鮮です。
- 講師の先生方の印象は?
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- ・どの先生からも情熱を感じます。
- ・非常に丁寧で、分かりやすく説明をしてくれます。
- ・自分が理解できるまで指導してくれて、自身の課題が見えてきます。
- ・時に厳しくもありますが多くの技術を教えていただけているので、着実に成長していける気がします。
- 休日は何をしていますか?
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- ・プラモデル作成や好きな物を描いています。
- ・アニメを観ます。
- ・映画を観ています。様々なジャンルを観て、人物の演技やレイアウトを学べるからです。
- ・講義内容の復習をしています。
- この塾を終え、将来はどのようになりたいですか?
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- ・メカの作画監督をやりたいです。
- ・キャラクターデザインをしたいですが、その他様々なことにチャレンジしたいです。
- ・キャラクターの心情を動きの中に込めた表現をできるようになりたいです。
- ・信頼してもらえるアニメーターになりたいです。

作画塾の一日
10:00~ | 1限 |
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11:30~ | 2限 |
12:50~ | 休憩 |
14:00~ | 3限 |
15:30~ | 4限 |
17:00~ | 自習 |
10時に1限がスタート。午前中の1限、2限は講師による講義が続きます。現役スターアニメーターが惜しげもなく実践に基づいたノウハウを教えてくれる貴重な場です。
ランチを挟んで14時からの3限、4限は実習の時間です。与えられた課題を各々に進め、個別に講師に見ていただき、アドバイスをいただきます。皆さん私語一つなく黙々と作業を進め、16:50終業のチャイムが鳴っても誰も手を止めようとしません。17時には講師は帰るのですが、その後もほとんどの人が残って自習をし、全員が帰り終わるのが21時なんてこともざらにあるようです。

神志那弘志さんインタビュー
- 講師として良かったと感じることは?
- 講師陣が共通して感じていることだと思いますが"生徒の活躍"ですね。若木塾※の生徒たちが監督やキャラクターデザインなどをやっている姿をみると、結果がちゃんとでているなと実感できます。やはり生徒の活躍が一番です。
また、私自身が初心に帰ることができることです。教えるために基礎をおさらいし、これまで何をしてきて、何が足りないかを改めて見直すことができます。ですから、講師という仕事は私にとってすごくプラスなんです。
※サンライズ作画塾の前身、若木塾は2005年~2011年実施 - 教える時に気を付けていることは?
- 自分を基準にしないということです。年齢はもちろん、作画の技術でも大きなギャップがあるのは当然です。できないことが当たり前という中で、どうしたらよいのかを考えています。
教える時はまず言葉で伝え、なるべく本人に描かせることにしています。本人が描いた絵を修正して返すのは簡単ですが、それでは修正したものをなぞって終わりになり、何も身に入らないのです。できるだけポイントだけを説明・修正をし、あとは生徒本人に描かせるようにしています。 - 若木塾の頃と比べて塾生に変化はありますか?
- 将来を不安がる人が多いかなと思います。さまざまな情報が簡単に手に入る時代となったことが要因に思えます。自分の欲しい情報が広く深く手に入るようになりましたが、"アニメ業界がブラック企業だ"など負の情報も入るようになりました。この負の情報を鵜呑みにすると「絵を描くことが好きだけど暮らしていけるのかな」などと不安が先にきてしまいます。以前は情報がない分、がむしゃらに頑張れたのかもしれません。働く上で条件等は大事だとは思いますが"まずは好きな事をやる"という前向きさを持ってほしいですね。
